こんにちは!
今日は現在小学4年生の長女が小学校に入学した頃のことを書きますね。
当時は私もちょっと悩み、もちろん当事者の長女も辛かっただろうなと思います。
長女が幼稚園の頃は毎日毎日それはそれは楽しそうに幼稚園に通っていました。先生も大好き、お友達とも仲良し、幼稚園での遊びも楽しいし、体操教室の時間も大好き、まさにノリノリでした。幼稚園に行きたくないなんて言ったことが1度もなく、登園に関して特に大変な思いをした記憶がありません。
それが・・・
小学生になり、最初の1週間くらいは社宅の子達と一緒に登校していましたが、
ある時、社宅の門まで見送って帰ろうとする私に、
「ママ、一緒に来て。お願い…」
と言い、目に涙をいっぱいにためていました。
そんな日もあるよね、と思い、その日は途中まで一緒に行きました。
帰宅すると、何事もなかったようにしていて、学校も楽しかったよと言っていたのでひと安心。
でも翌日の朝も、やっぱり
「ママ、一緒に来て…」と半泣き状態。
登校する足取りが日に日に重くなり、ついには一緒に通学していた子のママから
「長女ちゃん(←娘)の歩くペースで学校に行くと朝の教室での準備が出来なくて・・」
と申し訳なさそうに言わせてしまい、次の日からは娘のことは気にせずに先に登校してもらうことにしました。
この日から7月の半ばくらいまで、毎朝毎朝、娘は私と一緒でなければ登校しなくなりました。
自宅から学校までは子供の足で25分くらいかかりました。途中まで一緒に行って「ここで大丈夫」という日もあれば、学校の靴箱のところでも「ママ、まだいかないで」と涙が出て、仲良しのお友達が来てくれて娘を教室まで連れて行ってくれる日もありました。
娘が私と一緒でないと登校できなくなった当初、なんでだろう?勉強が難しいのかな?荷物が重くて25分も歩くのが嫌なのかな?学校で何かあったのかな?なんでお友達といけないんだろう…と私自身が焦っていました。
でも、しばらく一緒に登校していると、我が家と同じようにお母さんと一緒に登校している子供も結構いることに気づきました。絶対遅刻でしょ!って時間なのにゆっくり歩いている子もいれば、お父さんと一緒に登校している高学年の子もいたり、忘れ物をして途中で引き返している子もいたり。自転車で送ってもらう子もいたり。
当たり前だけど、いろんな子供がいて、いろんな登校のスタイルがあることに気付きました。
約3ヶ月間、娘と一緒に登校しました。もはや朝の日課になっていました(笑) その時は仕事も辞めていたので朝のバタバタもなく、また、徐々に心にも余裕が生まれてきていたので割と穏やかな気持ちで娘に寄り添えていたように思います。もし以前の仕事を続けていたら、朝の40分という貴重な時間を娘の為に使えなかったと思います…涙 きっと、「わがまま言わないでちゃんとみんなと行きなさい!」なんて言ったかもです。
私も娘の気が済むまで、友達と通えるようになるまで、焦らずに付き合ってみようと思うようになっていました。
娘の場合、朝の登校時はこんな感じですが、学校では普通に過ごしているみたいで、何事もなかったように帰宅していました。
なんで朝は行きたくないの?と聞いてみると、
「先生が〇〇くんを注意しているから」と言っていました。
自分が叱られたわけではないけど、友達が叱られているのが嫌なの?でもそんなの幼稚園でもあったよね?と思いましたが、なんか違うのかなぁ?と正直よくわかりませんでした。
でも、ある時、
「ママ、もう一緒に来なくていいよ!」
と言って友達と登校するようになりました。
一体なにがあったのか?
それは…
私のつわりによる体調不良でした。
7月に入って体調の悪い日が続き、ある日、朝から気持ち悪くてソファで横になっていたら、娘がそれを察知して、
「ママ、大丈夫? 今日は一緒に来てくれなくても大丈夫だよ!」
と登校していきました!
その日以来、私が一緒に登校することはなくなりました。
夏休み明けの新学期も何事もなかったように社宅の子達と一緒に登校していきました。
社宅のママと、
「あの時はなんだったんだろうね~」
とすっかり昔の話になりました。
後になって、あの頃のことを振り返って私が思うこと。
・長女が幼稚園時代、私はパートタイムですが仕事をしており、毎日忙しくしていました。夫は朝早く出て夜遅く帰宅する生活だったので家事も育児も頼ることが出来ず、私はいつもバタバタイライラ。でも久しぶりの仕事は楽しかったし辞めたくなかった。だから家の中は散らかり放題だったし、子供に対してもイライラしていたのかも…
・子供達は私に気を使っていたのかも。特に長女はそうだったのかな。だから、小学校に入って環境が変わって不安だし、満たされてなかった部分が溢れ出したのか??
・1学期間、朝一緒に通学することで長女も安心して、ちょっとずつ自信が持てたのかな。
見ていたようで見えてなかった子供のこと。
長女が態度で表してくれたおかげで、私はきっかけをもらえたのだと思いました。
そして私の体調不良(つわり)により、娘はあの日、少しお姉さんになれたのかな。
その後、実は、長男&長女には末っ子が産れてからホントにいろいろと助けてもらいました。親(私)が頼りないと子供はたくましくなるもんだ!と思う日々…
それはまた今度、書きたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
コメント