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なぜ”No problem”という言葉はダメだったのか? 

お役立ち英語

『~想いを伝えあう~大人女性のための発音力・リスニング力』
Englishroom Picnic  五味佳代子です。

今日は言葉の持つパワー・言葉にすることの大切さを実感したことについてです。

それはホテルで起こった…

20代の頃、ロンドンにあるホテルのフロントで働いていた時期がありました。

Marriott(マリオット)というホテルで、本社はアメリカ、でも私が働いていたのはイギリスのロンドンにあるマリオットホテルの1つ。

イギリスだのアメリカだの、なんかややこし…笑

働き始めたころに受けた研修で、お客様への理想的な返答の仕方を学んだ時、

『No problem』という言い方はよくないと言われました。

「え~?なんでダメなの?」

「別に失礼な言い方じゃないと思うけど…」

と、私も最初は訳が分からず💦

 

でもですね、どうやら理由は

「No」という言葉が最初にあるからで、

ネガティブなイメージを与えてしまうらしいのです。

 

「え~?そんな細かい!ってかホントにそうなの?誰もそんなこと、気にしないでしょ!?」

 

と思いますよね。

 

当時の私も、

「へ~、そんなもんなのかな…?」

ぐらいにしか思っていませんでした。

 

でも、あれから何年も経った今でも覚えているということは、

私の中で、引っかかっていた部分があるのかもしれない…

 

あの時の引っかかりが解消!?

私が所属している*Nano-English*代表の月田綾先生の講座の中で、

「ドリームキラー」という言葉が出てきました。

この言葉、ドリーム(夢)、キラー(殺す人)←直訳するとなんかコワい(-_-;)

つまり、

「夢や目標を邪魔する人」

みたいなイメージですかね。

あなたが何かを達成したい!この夢を叶えたい!と思った時に、

どんな人が最も影響力のあるドリームキラーだと思いますか?

夫? 親? 近所のオバチャン?? ママ友???

なんと・・・

「自分自身」

らしいです!!

ヒェ~~💦

ちょっと思い出してみてください。
こんな言葉、何気なく言ってませんか?

「どうせ私なんて無理かも」

「そのうちチャンスがあればできたらいいなあ」

「〇〇がないからできないのかも」

本気でそう思っている訳ではないけど、知らず知らずのうちに言葉にしていた…

私には思い当たることがありますよ、ええ(-_-;)

『脳は、頭の中で思っていることよりも、口にした言葉の方を記憶する』

言霊って言われるように、口にした言葉ってかなり威力があるんですね(*_*)

 

オリンピックの女子バスケ日本代表のヘッドコーチがすごい!

東京オリンピックで女子バスケットボールが銀メダルを取った感動、すごかったですよね♡ 私は学生時代はバスケ部だったので、それはそれは興奮しました~!

でも、もともとは日本人の選手って海外の選手と比べて小柄で技術的にもかなわないってイメージだったと思います。

そんな中、2017年に女子バスケ日本代表のヘッドコーチに就任したトム・ホーバスさんは、就任当初から「東京オリンピックで金メダルを取る!」って言い続けていたそうです。

きっと最初はみんな「そんな大きなこと言って…」と驚いていたかもしれませんが、必ず叶うと信じて言い続けることがすごいパワーを生んだんだなと思いました。
いや、もう泣けてきます…感動しました。

 

だからNo problemはダメだったのかと今さら納得

何気なく使う言葉、

たかが「no problem」の一言、

それでも、No という言葉が無意識にお客さまの心に残ってしまうかも…

そこまで想像していたのかな?と思うと、

そんなホスピタリティ溢れるホテルで働けた、幸運と縁に感謝・感謝しかないです。

 

私、決めました!達成したいことは堂々と口に出して、言葉にしていくことを♪

あなたも言霊を信じて、

叶えたい未来について、どんどん言葉に出して、

「あ!私、そうなんだ♡」と脳をだましていきましょう(笑)

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

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