こんにちは!
Englishroom Picnicのブログへお越しくださり、ありがとうございます!
カタカナは英語だと思っていた子供時代
突然ですが、みなさんは、
「あれ、これ英語だと思っていたけど違ったんだ…」
「英語だと思って使ったけど全然通じない…」
という経験はありませんか?
私は結構ありました。
「カステラ」は英語だと思っていたし、
レストランで好きなものをとって食べる「バイキング」という言葉にその意味はなかったなんて…
他にもたくさん! 「カタカナ英語」「和製英語」なんて呼ばれてる言葉たち…
逆に、「その英単語、そんな使い方するんだ?」
「そんな意味があるの?」
と自分の知っている意味ではない使い方をされている英語に出会うことも。
例えば、ママ達がよく使う表現、
「この服、もうサイズアウトしちゃった!」
サイズアウト➡size out ??
「子どもが成長して、以前着ていた服が小さくなって着れない」という意味で使われているのですが、
私がこれまで英語と関わっていた中で、”size out “という表現を聞いたことがなかったので調べてみると和製英語でした。
きっと帰国子女の方や完全バイリンガルの方だと、聞いた瞬間に、
「これ、英語じゃないよ!」
とわかるのでしょうが、
私のように大人になって英語と向き合った人間にとっては、
「え?そんな表現聞いたことないけど、そんな使い方もするの?」
と調べることが多いです。ま、そうやって調べることで勉強にはなってますが(笑)
でも、たまに、意味が変化したカタカナ英語を聞きすぎると、本来の英語の意味が何であったのか、訳が分からなくなって混乱することがあります…ツライ
この1年で、よく目にする&耳にするカタカナ英語達
みなさん、NHKの語学番組ってみますか?
私は、ここ最近は見ていなかったのですが、見ている時期がありました。
その中で好きだったのが、「ニュースで英会話」(テレビ放送はすでに終了してます)という番組で、出演していた鳥飼久美子先生が好きでした。ニュースで英会話終了後に始まった、「世界へ発信!SNS英語術」という番組にも出演されていて、他の出演者である、ガレッジセールのゴリさんやペナルティのヒデさんとの軽快なやり取りも楽しませてもらいました。
そんな鳥飼先生の本、「迷える英語好きたちへ」
タイトルと表紙をみて読みたくなって買いました!
昨日届いたのでまだしっかり読めていないのですが、
「カタカナ語を利用した英語学習」という章で、
ここ1年、ほんとによく耳にしたコロナ関連の「カタカナ語」について書かれており、
ちょっと取り上げてみますね。
・クラスター➡メディアなどでは「感染者集団」を表すために使用
“cluster”という英語の意味は「集団」「群れ」を意味する
例:cluster of butterflies 「蝶の集団」
・オーバーシュート➡メディアなどでは「爆発的な感染拡大」を表すために使用
“overshoot”という英語の意味は「行き過ぎる」「通り越す」を意味する
例:We overshot the exit for the town. 「その街への出口を通り越してしまった」
・ソーシャルディスタンス➡メディアなどでは「3密を避けるための社会的距離」を表すために使用
英語では“social distance”ではなく、”social distancing” (distanceを名詞で使うのではなく、動詞「距離をおく・離れる」として)
これに対して、WHOは、インターネットで社会的なつながりは可能で、物理的に身体が離れればよいので、”physical distancing”と表現することを提案しているそうです。なるほど!
鳥飼先生は本の中で、「カタカナ語を容易に使うことは疑問と違和感はありますが、」「コロナ渦で生まれたカタカナ語を生の教材として英語学習に活用することを考えてみようと…」と書かれています。
確かに馴染みのないカタカナで説明されてもしっくりこない人達(うちの両親も意味がわからんと言っていました)がたくさんいるわけで疑問も多いですが、違和感を感じるとその英単語を調べてみようと思いますよね。
本の中に取り上げられていたほんの少しをこちらに書かせて頂きましたが、
その他にも、小学校の英語導入について、大学入試についてなど、興味深い内容盛りだくさんなので、じっくり読み返してみたいと思います!
英語好きの方、お子さんの英語教育に興味のある方におすすめの本です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
コメント