こんにちは。
今日は私のロンドン滞在時に発音で苦労した話です。
3年間滞在したうちの最後の1年はロンドンのホテルのフロントで働いていました。
ちなみに、イギリス英語では、フロントは「Reception」 フロントスタッフは「Receptionist」です。
ついでに、当時、勤務していたホテルでは段階的な改装が行われていたのですが、同僚達は改装のことを「refurbishment」と言ってました。私の頭には、改装=renovationだったので、refurbishment は記憶に残りました。ふーん、なるほど。
今となってホテルで実際に勤務したことは貴重な経験で、とても大切な思い出です。
が、当時はというと…
気が重い…行きたくないな… 特に最初の数ヶ月は毎日ビビりまくっていました(笑)
その理由は…
「私の英語(発音)を聞き取ってもらえない!!!」
自分では通じる英語を話しているつもり(実際に文法的にも間違ってないし、他の人だって使ってる言い方)なのに、時々、同僚やお客様に「え?は?」みたいな顔をされ、時が止まる…ポカーンとされる…
電話応対は恐怖で、
「もう少し英語話せる人、いる?」
なんて言われたこともありました。
私のプライドはズタズタのボロボロ。私、英語でちゃんと(内容は)話しているつもりですけどぉ~~涙
なぜこんなことになったのか?
それは、私の「発音」のせい…
「え?発音ってネイティブみたいに綺麗じゃなきゃダメなの?通じればいいんじゃないの??」
と思う方もいると思います。
答えは・・・ネイティブ並みの発音が出来る必要はないと思います(そんなの私、一生かかっても出来る自信ありません)。
通じればいいのです、つ・う・じ・れ・ば…
ただ、その「通じる発音」について、学校教育でしっかり学ぶ機会がなかったのが私たち親世代。見よう見真似だけで習得するのは大変すぎる…
たまにすぐコピー出来ちゃう人もいますが、そういう人は特別だと思った方がいいです(笑)
私は大学時代に2~3年ほど、英会話スクールに通って先生(ネイティブ)と会話していたし、ホテルで働く前は2年ほどロンドンの語学学校や専門学校に通っていたし、友達とも英語で話していたし、「結構話せるようになったなあ♪」と思っていましたが、
甘かった!!!
まず、日本にいる英会話スクールの先生、日本人の英語に慣れているし、お仕事で先生してるので、私の微妙な発音でさえ、優しく聞き取ってくれていたんですね。
語学学校も先生はネイティブじゃない人の英語に慣れているし、ネイティブの友達も数人いたけど私の発音に寛容、専門学校はアジア系の子が多かったのでお互いの英語の癖もわかってたし、バイト先(レストラン)も同じような環境でした。
そんな中、仕事の世界は厳しかった!!
「は?おまえ、何しゃべってるんだ??」
というような顔をされるのが本当につらくてつらくて・・・
「そのうち慣れるよ!そのうち話せるようになるよ!」
と優しく慰めてくれる友達もいたけど、
当時の私は、
「そのうちじゃなくて、今なの、今、今つらいのよ!」
と思ってました。(これ、子育てで辛い時期とすごく似てる!)
ホテルでの仕事はきちんとこなしていたと思うんです。
勤務態度も真面目だし(日本では時間通りに出勤する、勝手に休憩しない、などは当たり前にできることですが、出来ない同僚もいました。)、言われたことは正確にするし、お客様に対しての「お・も・て・な・し」も日本人魂で身に付いていました(お客様の1つの行動をみて2つ3つ先を読むなど)。
だから、半年経つ頃には同僚やマネージャーから信頼されてるなと実感できたけれど、それまでは「英語が下手な人、イマイチ何言ってるかわかんないヤツ」扱いされていたはず。
これ、もったいないですよね!
日本人って当たり前に出来ることが世界に誇れる素晴らしいことだったりしますよね!
言葉で、発音で壁ができてしまい、その素晴らしさを伝えられないのは悔しい!!
たかが発音って思うかもですが、されど発音です!
発音は、私も含めて、大人になればなるほど自然に身に付けることは難しいように思います。そもそも英語と日本語はもっとも距離のある言語と言われているし、日本語では存在しない音が英語にはあったり、出し難い音があったりするので、日本語に慣れている大人は英語と日本語の「音の特徴や違い」について体験しながら学ぶことから始めると近道だと思います!
おうち英語を頑張るママ達・自分自身の英語力をアップさせたいママ達のために、
Englishroom Picnicのレッスンでは「英語の音の感覚」を体験し、発音も身に付けていけるような内容になっています。
おうちに英語環境を作り、家族で楽しむ。子供の頃(特に乳幼児期に)に英語の音の感覚を身につけておきましょう!この時期に得たものは、小学校や中学校、その後の英語学習で必ず役に立ちます!
お子さんの乳幼児期はママの影響力は絶大!
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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